津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-Cultural Heritage Sites Possessing Memories of Tsunamis: Database of Temples/Shrines and Stone Monuments

碑/Monument
並列2基一対 津波が来る 子供を逃がせ

所在地location三重県熊野市二木島町

津波の年代Year of the tsunami昭和19(1944)年

並列2基一対 津波が来る 子供を逃がせ

荒坂小学校

撮影日:2012-04-10 15:10:16 Date the photo was taken

  • 並列2基一対    津波が来る 子供を逃がせ
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碑文 inscription
並列2基一対 津波が来る 子供を逃がせ
碑文縁起(表)Inscribed history (front)
[右基] 津波が来る 子供を逃がせ 森本福太郎翁顕彰碑
碑文縁起(裏)Inscribed history (back)
[左基] 昭和十九年十二月七日昼、未曾有の大津波が旧荒坂村を襲った。東南海地震大津波である。このとき荒坂国民学校児童生徒三百人余は津波の襲来を知らぬまま、今まさに下校にかからんとしていいた。其の危急を救ったのが森本福太郎翁である。 翁は、自らの危険を顧みず、学校に急行すると、大音声で「津波が来る。子共を逃がせ」と叫び、三百人余の子供たちを直ちに高台へ避難させた。この碑は、翁の尊い働きを顕彰し、後世に語り伝えていくため、二木島町民の意思によって建立しるものである。*奥地政吉さん他数名も駆けつけた。

緯度・経度情報Latitude/Longitude

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