津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-

吉浜 奇跡の集落 津波の年代:平成23(2011)年3月11日

岩手県大船渡市三陸町吉浜

モニュメントとしての石碑本体と、説明のための石碑を中心として、いくつかの石碑群で構成される。一番右側の石に刻まれる青い線は、津波の水面を表している。

撮影日:2018-01-28 16:01:22

  • 吉浜 奇跡の集落
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碑文
吉浜 奇跡の集落
碑文縁起(表)
(左側石碑) 吉浜津波記憶石「奇跡の集落」建立に当たって/ 平成二十三年三月十一日に発生した大津波により、吉浜での犠牲者は行方不明者一名でした。ただ、隣町の老人ホームに入居していた吉浜の人たちの犠牲者は十一名にも上りました。/ その外、民家四戸・民宿一棟が被災し漁協事務所や倉庫は水没、養殖筏や定置網塔の漁業関係施設は潰滅、船は沖に避難した十二隻を残して二百八十四艘を流失しました。また、沖田・川原耕地は、防潮堤が倒壊して表土が流され耕作不能となりました。/  しかしながら、この吉浜地区内の被害は他所と比較して極めて軽微であったことから、内外の報道機関に「奇跡の集落」と呼ばれ、最も被害の少ない地域として注目されました。/ 今回、吉浜での被害が少なかったのは、明治三陸大津波で大被害を受けた後、初代村長新沼武右衛門の先導によって住居の高台移転が進められたことと、昭和三陸大津波の後にも八代村長柏崎丑太郎主導による耕地整理と復興地を造成しての高台移転が徹底されたことによります。/ ここに、亡くなれた方々のご冥福を祈るとともに、二人の村長とその教えを守り、徹してきた先人の偉業を顕彰し、いっそう防災意識を「高め」「広め」「伝え」地元はもとより他地域の災害による被害軽減にも役立つことを願って、この碑を建立します。/ 平成二十六年三月十一日/ 吉浜地区津波記憶石建立実行委員会(地区内九自治会 小・中学校 有志 地区公民館)
災害名称
東日本大震災
建立時期
平成26年3月11日
サイズ
(左側)高さ203cm 幅123cm 厚125cm (右側)高さ127cm 幅115cm 厚?cm
備考
全優石 津波記憶石27号

緯度・経度情報

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