津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-Cultural Heritage Sites Possessing Memories of Tsunamis: Database of Temples/Shrines and Stone Monuments

碑/Monument
萩谷の安政地震の碑

所在地location土佐市宇佐町萩谷

津波の年代Year of the tsunami1854年(安政元年)

土佐市宇佐町萩谷の安政地震の碑1

撮影日:2017-11-12 15:38:00 Date the photo was taken

  • 萩谷の安政地震の碑
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碑文 inscription
安政地震の碑
碑文縁起(表)Inscribed history (front)
南無阿弥陁佛 安政元甲寅歳十一月五日申の刻大地震日入前より津浪大に溢れ進退八九度人家漂流残る家僅六七十軒溺死の男女宇佐福島を合而七十餘人なりき都て宇佐の地勢ハ前高く後低く東ハ岩崎西は福島の低ミより汐先迯路を取巻故昔寶永の変にも油断の者夥敷流死の由今度もその遺談を信し取あへす山手へ逃登る者皆恙なく衣食等調度し又ハ狼狽て船にのりなとせるハ流死の数を免れす可哀哉其翌日ハ御倉開けて御救米頂戴し凍餓に至るものなく誠ニ難有 御仁沢下りけれハ後代の変に逢ふ人必用意なくとも早く山の平らなる傍に岩なき所を択ひて逃よし且流失の家材衣服等拾ひ得し人暫時内福に似たれとも間もなく流行の悪病ニ染ミ悉皆なくなりしを眼前見聞したるとを告残し殊ニ両変溺死の人の菩提を弔ん為にと衆議して此碑を立るものと云爾安政丁巳十一月(西)邨畊助識
災害名称 Disaster name
安政内南海地震
建立時期 Construction period
1858年(安政5年)
関連情報 Related information
地震津波碑デジタルアーカイブ:http://www.jamstec.go.jp/res/ress/tanikawa/gallery/kochi/tanezaki-kubo.html
参考文献 References
木村昌三・小松勝記・岡村庄造、南海地震の碑を訪ねて、2002年、毎日新聞高知支局

緯度・経度情報Latitude/Longitude

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