津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-Cultural Heritage Sites Possessing Memories of Tsunamis: Database of Temples/Shrines and Stone Monuments

碑/Monument
為松公園震災碑

所在地location高知県四万十市中村2356 為松公園内

津波の年代Year of the tsunami1946年(昭和二十一年)

為松公園震災碑

撮影日:2016-08-20 11:28:44 Date the photo was taken

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碑文 inscription
為松公園震災碑
碑文縁起(表)Inscribed history (front)
南海大地震記念碑
碑文縁起(裏)Inscribed history (back)
昭和二十一年十二月二十一日午前四時十五分突然起った南海大地震は史上稀なものでわが中村町は一瞬にして全壊一千百余半壊六百余全焼六十六戸実に全町の八割を失い加うるに二百七十八人の生命を奪い千数百の重軽傷者を出してさながらこの世の地獄を現出した震源地は潮の岬西南五十粁の海底であるにもかゝわらず中村町の被害が特に大きかったのは、地盤が軟弱である事が重大な原因であると學者は指摘している太平洋戦禍に次ぐ震禍で中村町の復興は至難であると思われたが不屈の町民性と燃ゆるが如き郷土愛はその後四ケ年にしてほとんど復興を完成したその間各方面から寄せられた特別の同情援助に對しては永遠に感謝を忘れてはならない 安政大地震すぎて九十二年今又この震災に遭うて後人に残す言葉は「災害は忘れかけた頃にやってくる」ということである 一九五十年二一日 中村町
災害名称 Disaster name
昭和南海地震
建立時期 Construction period
1950年(昭和二十五年)12月21日
関連情報 Related information
地震津波碑デジタルアーカイブ:http://www.jamstec.go.jp/res/ress/tanikawa/gallery/kochi/tanezaki-kubo.html
参考文献 References
木村昌三・小松勝記・岡村庄造、南海地震の碑を訪ねて、2002年、毎日新聞高知支局

緯度・経度情報Latitude/Longitude

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