津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-Cultural Heritage Sites Possessing Memories of Tsunamis: Database of Temples/Shrines and Stone Monuments

碑/Monument 震嘯記念

過去のアーカイブデータを表示しております。

日付:2025-07-29 15:59:44

震嘯記念

磯草津波碑正面

撮影日:2013-11-15 13:47:17 Date the photo was taken

  • 震嘯記念

スポット名 Name of the spot 震嘯記念
市町村名Municipality name 気仙沼市/ Kesennuma city
住所 location 宮城県気仙沼市磯草
碑文 inscription 震嘯記念 / 地震があったら津なみの用心
碑文縁起(表)Inscribed history (front) 昭和八年三月三日暁ちかき頃大なゐふる人々驚きて家の外に走り出たる程なく海原遠くうごきひき聞え忽津浪押しよす濱々の人々戦き叫びつ、相助けて高きにかけ登りぬ駒形濱長崎濱田中濱には家の流れたる倒れたるありそのほかの濱々の家にも波にひたされたる流されたるなとあまたあり唯人を失はすほかの村々よりも災のなきがは幸ともいふへかりけりこの津浪のことを傳へききたる世の人々のあつき情より着るもの食ひものを始として器ものに至るまて恵まれぬ ことに大君はいた<御心を痛めさせたまいてあまたの金を村々の災にあひし人々にたまはりたるは誠にかしこき極みにこそあれ先には津浪に泣き今は又厚き御恵みを拝み奉りて涙と、めかたし 惟なる天地のわざはひは人の力にて知りがたきものなれば常にかゝる事あらむと心して備ふるこそあらまほしきわさなれ翠に事のよしをしるしとて後の世の人に示す / 昭和九年十月 建之 大島村長 菅原熊治郎謹撰書 / 此ノ記念碑ハ朝日新聞社二寄託ノ義金戴拾万餘ヲ罹災町村二配分 セラレ尚ソノ歿額ヲ受ケテ建テタルモノナリ /  同村石工 野口義雄 高須源平 謹共刻
碑文縁起(裏)Inscribed history (back)
碑のある神社縁起 History of shrine
災害名称 Disaster name 昭和三陸地震津波
災害発生時期 Year of the tsunami 昭和8(1933)年3月3日
建立時期 Construction period  
サイズ Size 高さ162cm 幅88cm 厚さ30cm
関連情報 Related information  
参考文献 References  
備考 Remarks  

緯度・経度情報Latitude/Longitude