津波の記憶を刻む文化遺産 -寺社・石碑データベース-Cultural Heritage Sites Possessing Memories of Tsunamis: Database of Temples/Shrines and Stone Monuments

碑/Monument
震嘯記念

所在地location宮城県気仙沼市磯草

津波の年代Year of the tsunami昭和8(1933)年3月3日

震嘯記念

磯草津波碑正面

撮影日:2013-11-15 13:47:17 Date the photo was taken

  • 震嘯記念

碑文 inscription
震嘯記念 / 地震があったら津なみの用心
碑文縁起(表)Inscribed history (front)
昭和八年三月三日暁ちかき頃大なゐふる人々驚きて家の外に走り出たる程なく海原遠くうごきひき聞え忽津浪押しよす濱々の人々戦き叫びつ、相助けて高きにかけ登りぬ駒形濱長崎濱田中濱には家の流れたる倒れたるありそのほかの濱々の家にも波にひたされたる流されたるなとあまたあり唯人を失はすほかの村々よりも災のなきがは幸ともいふへかりけりこの津浪のことを傳へききたる世の人々のあつき情より着るもの食ひものを始として器ものに至るまて恵まれぬ ことに大君はいた<御心を痛めさせたまいてあまたの金を村々の災にあひし人々にたまはりたるは誠にかしこき極みにこそあれ先には津浪に泣き今は又厚き御恵みを拝み奉りて涙と、めかたし 惟なる天地のわざはひは人の力にて知りがたきものなれば常にかゝる事あらむと心して備ふるこそあらまほしきわさなれ翠に事のよしをしるしとて後の世の人に示す / 昭和九年十月 建之 大島村長 菅原熊治郎謹撰書 / 此ノ記念碑ハ朝日新聞社二寄託ノ義金戴拾万餘ヲ罹災町村二配分 セラレ尚ソノ歿額ヲ受ケテ建テタルモノナリ /  同村石工 野口義雄 高須源平 謹共刻
災害名称 Disaster name
昭和三陸地震津波
サイズ Size
高さ162cm 幅88cm 厚さ30cm

緯度・経度情報Latitude/Longitude

関連する寺社・石碑を探す